ワクチンメーカーからの麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン)が出荷停止となり しばらく接種ができません。接種再開が決まりましたらお知らせします。(2024.10.19更新)
2024年度インフルエンザワクチンの予約をWEBで受け付けています。
*予約受付開始:2024年9月1日から
*接種期間:2024年10月1日(火)〜12月27日(金)まで
当院ではお子さまを優先して接種します。但し1歳未満のお子さまがいるご両親に限り当院で接種します。
他のワクチンと同時接種をご希望の方はWEBでは予約を取らずに当院に直接ご連絡ください。。
「高齢者インフルエンザ予防接種」該当の方もWEBでは予約を取らず当院に直接ご連絡ください。
2024年9月20日更新
平成6年度 新型コロナウイルスワクチンについて
日本小児科学会は 小学校入学前の年長児に対し 三種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風)と 不活化ポリオワクチン接種を推奨しています。
麻疹・風疹(MR)ワクチンや おたふくかぜワクチンと同時接種できます。
任意接種(自費)
詳しくはお問い合わせください。
日本でも予防接種の種類が増えてきました。よって接種回数が増え(来院回数も増えます!)また接種時期も重なるので同時接種を推奨しています。
まずは「予防接種は2ヶ月から!」と覚えておきましょう。
効率よく接種するには同時接種をおすすめします。
例:生後2ヶ月 ロタ+五種混合+小児用肺炎球菌+B型肝炎
例:1歳 麻疹風疹(MR)+水痘+おたふく+5種混合+小児用肺炎球菌
幼稚園や学校で平日に予防接種できない方々は、毎週土曜日午後の予防接種外来での接種をおすすめします(要予約)。
また 乳幼児健診と同時に予防接種をおすすめします。
予防接種や乳幼児健診の際は母子健康手帳を忘れずに。
インフルエンザ菌b型(Hib)による小児の重篤な感染症(髄膜炎・菌血症・喉頭蓋炎・肺炎)を予防する大変有効なワクチンです。
Hibは 毎年流行するインフルエンザウイルスとは全く違う病原体です。
2024年4月1日から五種混合ワクチン(四種混合ワクチン+Hibワクチン)となり接種を受け付けています。
*接種対象年齢:生後2ヶ月〜5歳未満
(肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・ロタウイルスワクチンと同時接種できます。)
*接種回数:通常は4回 生後2か月〜6か月までに3回、1歳で1回
(接種開始年齢によって接種回数が違います。)
*費用:無料
*接種日時(予約制) :月曜・金曜:15:00〜15:15
火曜・木曜・土曜:14:00〜15:00
*乳幼児健診(予約制)と合わせて接種できます。
2024.4.1更新
肺炎球菌による小児の重篤な感染症(髄膜炎・菌血症・肺炎)や中耳炎などを予防する大変有効なワクチンです。
2024年10月1日から20価小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)となり接種を受け付けています。
*接種対象年齢:生後2ヶ月〜6歳未満まで
(五種混合・B型肝炎ワクチン・ロタウイルスワクチンと同時接種できます。)
*接種回数:通常は4回 生後2か月〜7か月未満までに3回、生後12か月〜15か月未満までの間に1回
(接種開始年齢によって接種回数が違います。)
*費用:生後2ヶ月〜5歳未満まで無料 (5歳〜6歳未満まで自費)
*接種日時(予約制) :月曜・金曜:15:00〜15:15
火曜・木曜・土曜:14:00〜15:00
*乳幼児健診(予約制)と合わせて接種できます。
2024.10.1更新
2009年から始まり2013年4月1日から定期接種になったワクチンです。開始まもなく「積極的勧奨接種」から外れ滞っていましたが、再び「積極的勧奨接種」となりました。
子宮頸がんの主要原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防する 大変有効なワクチンです。接種年齢が若いほど抗体上昇率が上がり、効果も長期間続きます。
ワクチンを接種した後も 予防しきれなかった病変(前がん病変)の早期発見・治療のため、20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診をおすすめします。
2023年4月1日から9価子宮頸がん予防ワクチン(シルガード9)接種を受け付けています。
*接種回数:初回接種が15歳未満 2回 / 初回接種が15歳以上 3回
*接種対象年齢:10歳以上の女性
*費用:小学校6年生〜高校1年生の女性は無料です。
接種対象年齢外の方でも自費で受けることができます。*接種日時(予約制):月曜・金曜:15:00〜15:15
火曜・木曜・土曜:14:00〜15:00
*平日に接種できない方は土曜日午後の予防接種外来をおすすめします。
2023更新
2005年に厚生労働省が日本脳炎ワクチンに対する定期接種を事実上中止して以来、未接種の小児が増え日本脳炎発症者の増加が懸念されています。
日本脳炎は 豚に感染した日本脳炎ウイルスが蚊を介して人に感染します。
決して撲滅したものではありません。また「脳炎」に対する確立した治療方法はなく、致死率や後遺症の確率が高いため、ワクチンによる予防が唯一有効です。
2009年2月から1期対象者に、2010年9月から2期対象者にも新しい日本脳炎ワクチンによる定期接種(無料)になりました。
日本脳炎ワクチンを一度も受けていない3歳以上の方や 途中で接種が止まっている方は、母子手帳を持参の上 区役所(福祉保険センター健康づくり係)にご相談ください。下記推奨年齢外でも救済措置として接種できる場合があります。
*接種回数・接種対象年齢:
1期 3回(推奨年齢:3歳〜7歳6ヶ月未満)
2期 1回(推奨年齢:9歳〜13歳未満)
麻疹(はしか)は大変感染力が強く、高熱や発疹 咳 鼻水 目やに 中耳炎など症状も重く、肺炎、脳炎、亜急性硬化性全脳炎といった生命に関わる重い合併症になることがあります。
近年、乳幼児の麻疹(はしか)発症は2回のワクチン(1期と2期)の効果もあり減少傾向にあります。しかし高校生や大学生、成人の麻疹発症者が増加しており社会問題となっています。
幼児期に麻疹ワクチンを接種していなかった方、麻疹にかかったことがない方だけではなく、麻疹ワクチンを接種したにもかかわらず、麻疹にかかった方もいます。これは周囲に麻疹患者が減少したため体の中にある麻疹の抗体(免疫)が活性化される(ブースター効果)機会が減り年齢とも共に麻疹抗体が減少したためです。よって一定期間ごとにワクチンを接種することで麻疹抗体(免疫)を活性化させなくてはなりません。
風疹(三日ばしか)は麻疹と比べて感染力は弱く、3日前後の微熱・発疹・耳介や後頸部リンパ節が腫れる程度ですが、関節炎や稀に血小板減少性紫斑病や脳炎といった重い合併症になることがあります。また、風疹の抗体を持たないまま大人になった女性が妊娠中に風疹に罹患すると、胎児が先天性風疹症候群(心臓奇形 白内障 難聴)になる恐れがあります。
いずれも特効薬がないため、ワクチンによる予防が唯一有効です。
日本では麻疹・風疹ワクチンを1歳児(1期)と小学校入学前の1年間(2期)を対象に定期接種を行った結果、幼児・学童では麻疹・風疹の発生が激減し予防効果が現れています。
*接種回数:2回
*接種対象年齢
1期:1歳児
2期:小学校入学前の1年間
(水痘ワクチンやおたふくかぜワクチンと同時接種できます。)
*接種費用:無料
定期接種対象外の方でも自費で接種できます。*接種日時(予約制) :月曜・金曜:15:00〜15:15
火曜・木曜・土曜:14:00〜15:00
*1期は乳幼児健診(予約制)と合わせて接種できます。
2011年11月から1価ロタウイルスワクチン(ロタリックス)、2012年7月から5価ロタウイルスワクチン(ロタテック)が始まりました。いずれも飲むワクチンです。
ロタウイルスは感染力が強くほとんどの乳幼児にかかる感染性胃腸炎の原因のひとつで、保育園や学校、高齢者施設などで集団感染を引き起こします。乳幼児は重症化(脱水)しやすく入院になることがあります。
根本的な治療法はありません。ワクチンでロタウイルス感染による胃腸炎発症 及び 発症後の重症化(脱水・脳症)の予防します。
WHO(世界保健機関)が接種を推奨し、予防効果が現れています。
*接種年齢及び接種回数:
14週6日までに初回接種を終了する必要があります。
通常は生後2か月から開始します。
その他のワクチンと同時接種をおすすめします。
効果は同じなので当院では5価ロタウイルスワクチン(ロタテック)接種になります。
*接種費用:無料
〜もうひとつの「がん予防ワクチン」〜
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染し将来引き起こす様々な病気(B型肝炎・慢性肝炎・肝硬変・肝臓がん)から守るワクチンです。
HBVはHBVを長期間保持する人(持続感染=HBVキャリア)の血液や精液・汗・唾液・涙・尿などの体液を介して感染します。
WHO(世界保健機関)が 世界中の全ての子どもたちが生後すぐに接種するよう勧告、予防効果が現れています。年齢問わず接種できます。
2016年10月1日から 0歳児(1歳未満)を対象に定期接種になりました。
*接種対象年齢:2016年4月1日以降に生まれた0歳(1歳未満)の乳児
*接種回数:3回
1回目:生後2か月 2回目:生後3か月 3回目:生後7か月〜生後8か月
*接種費用:0歳(1歳未満)の乳児は無料
定期接種対象外の方も自費で接種できます。